朝ドラのヒロインに決まった高石あかり意外な素顔「ひとりで渓谷とかに出かけるんです」撮影の合間に森林の中を一人で7時間も散歩
2025年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインを演じることが発表された高石あかり(高ははしごだか)。現在上映中の映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』では、殺し屋でありながらその正体は社会になじめぬ不器用女子という、対比の効いた役を見事に演じ切った。彼女はプライベートでは、ちょっと不思議ちゃんな一面も? 気鋭の若手の素顔に直撃してみた!【第2回/全2回】 ■【画像】高石あかりと伊澤彩織、映画『ベイビーわるきゅーれナイスデイズ』のオフショット公開! ーー『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』では、前田敦子さんもいい味を出していましたね。 「前田敦子さんは“入鹿みなみ”という役で、同じ殺し屋組織の先輩なんです。すごく醒めていて、厳しい。だから、私とも“舌戦”を繰り広げるんですけど……実は私、前田さんのことも“入鹿みなみ”のことも、大好きで(笑)」 ――そんな前田さんとも役柄上は、言い合いをしなくちゃいけない。 「そうなんです。しかも、仲直りをするシーンで入鹿みなみが、ある人気アニメのキャラクターの話をしてくるんです」 ――はい。真面目な顔で、かわいいことを言っていましたね。 「そこが面白すぎて、私、本番ギリギリまで笑いが止まらなかったんです。でも、実際は笑っちゃいけない場面なので、必死に笑いをこらえていました。今回の作品で、アクション以外で一番つらかった(笑)」
――アクションシーンで苦労した点はありますか? 「私、これまでは銃を使うことが多いキャラクターだったんです。というのも、私は伊澤(彩織)さんほどアクション経験が多くないので、“肉弾戦”は得意でなかったんです。だけど、今回は銃以外にナイフを使うシーンもけっこうあって……怖かったです」 ――一瞬でも遅れると、ケガをしかねませんよね。 「そうなんです。全員のリズムが合っていないと成り立たないし、“相手に当たっちゃダメ”と思う、その“間”すらも許されないんですよね。アクション監督の園村健介さんに教えられたのですが、言葉はアレですけど、アクションをするときは“相手を殺してやる!”という気概で挑まないといけないんです。 実際、現場では“殺す”とか“殺る”といった言葉を全員で口にしてから、アクションをするんです」 ――そういう極限状態のなかで、息を飲むアクションが生まれるんですね。 「ぜひ、テレビドラマだけでなく映画も見てもらえると嬉しいです」 ――ちなみに毎回、相棒の伊澤さんとはプライベートでもよく遊ぶんですか? 「はい。お休みのときに、伊澤さんのお家に遊びに行くこともあります」 ――2人で何をして過ごすんですか? 「一緒に動画を撮ったり、ごはんを食べたり……あ、あと、伊澤さんはアクションもされる俳優だから、お家に刀や銃もあるんです。もちろん、本物じゃないですよ(笑)」 ――まさか、それでチャンバラごっことか? 「いえ。刀で“ぐるぐるバット”とかして遊んでいます。その様子を動画に撮って、笑い合っています」 ――いいですね。映画と同じ日常を送っていますね。 「はい。楽しいです」