【台湾】松山市、台北でフェア=市長が来訪呼びかけ
松山市は12~13日、台北市との友好交流協定締結10周年を記念し、台北市中山区のMAJIスクエアで「松山フェアin台北」を開いた。松山市の観光情報を来場者に提供し、松山市の野志克仁市長らが松山市への訪問を呼びかけた。 会場では、道後温泉本館や松山城など松山市の観光名所やグルメ情報などを紹介したパンフレットを配布。愛媛県の特産品であるミカンを使用したジュースを来場者に提供したほか、松山城のパネルの前で記念撮影を楽しめるコーナーを設けた。俳句作りや環境関連のワークショップ、抽選会も行い、来場者が参加した。 12日には開会セレモニーがあり、野志氏はあいさつで両市がこれまで観光、文化、スポーツなどの分野で交流を積み重ねてきたことを紹介。松山フェアin台北を通じて「松山を感じて、松山に来てもらえたら」と呼びかけた。 会場を訪れた30代の台湾人女性は「松山城には行ったことがあるが、とてもきれいだった。今後も機会があれば松山に行きたい」と話していた。 松山市によると、台北市には松山区や松山駅など漢字で同じ「松山」の名称があることなどから、2009年から台北市との交流に取り組んできた。14年10月に友好交流協定を締結した。