鎌田大地以外には? クラブとの別れ方が最悪だった選手(10)前代未聞の移籍…。イングランドの巨人が最悪の決断
日本代表の鎌田大地は、ラツィオとの契約延長交渉がまとまらず、わずか1年でイタリアを去ることに。この結果に、クラウディオ・ロティート会長筆頭にクラブ関係者から不満の声が出ており、日本人選手は良い別れ方ができなかった。今回は、そんな鎌田と同じく、クラブとの別れ方が最悪だった選手を紹介する。
DF:ソル・キャンベル(元イングランド代表) 生年月日:1974年9月18日 所属元:トッテナム 移籍先:アーセナル 2023/24シーズン終盤にトッテナムがホームに優勝争いの真っ只中のマンチェスター・シティを迎えた一戦が話題となった。アウェイチームが勝利したことで、アーセナルの優勝が難しくなったのだが、この試合で一番の盛り上がりをみせたのが、アーリング・ハーランドがPKを決めて勝利を決定づけた瞬間だった。 このことからもわかるように、トッテナムとアーセナルのライバル関係は言葉で表せないほど大きなものがある。そのためトップチームにおいて、両クラブの間での移籍はほとんどないのだが、2001年夏にスパーズのキャプテンが移籍する前代未聞の騒動があった。 トッテナムの下部組織のソル・キャンベルは9シーズンにわたってトップチームの主力としてプレーし、イングランドを代表する選手へと成長していた。契約満了まで半年を切った2001年冬にも「自分はトッテナムでプレーしたい。ここにずっといるのだから、去る理由はない。情熱と欲望を持ってスパーズのためにプレーしている」と発言。残留は決定的かと思われた。 しかし、その半年に最大のライバルであるアーセナルに移籍する。そしてトッテナム時代に成し遂げることができなかったプレミアリーグ制覇やFAカップ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。
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