米国務長官、ヨルダン国王と会談 シリアの政権移行支持を再表明
Simon Lewis [アカバ(ヨルダン) 12日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は12日、ヨルダンのアブドラ国王と会談した。バイデン政権がアサド政権崩壊後の隣国シリアで「包括的な政権移行」を推進する中での訪問となった。 米国務省のマシュー・ミラー報道官は「国務長官はアカバでの会談で、シリア国民が選ぶ責任あるシリア政府を実現する包括的な政権移行に対する支持を強調した」と言明。 シリアの化学兵器備蓄を確実に廃棄することの重要性を改めて強調したほか、パレスチナ自治区ガザでの戦争における人質解放を含む停戦合意の必要性についても協議したという。 ブリンケン氏はヨルダンのサファディ外相とも会談した。