【速報】大阪桐蔭、興南との強豪校対決制し2回戦進出! 6年ぶり夏優勝へ好発進
第106回全国高等学校野球選手権大会は8日、阪神甲子園球場で大会2日目を迎え、第1試合で大阪桐蔭(大阪)と興南(沖縄)が対戦。1回戦屈指の好カードは大阪桐蔭が5-0で勝利し、2回戦進出を決めた。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表 大阪桐蔭は2年生右腕の中野大虎、興南はプロ注目のサウスポー・田崎颯士が先発。田崎が大阪桐蔭打線をどう抑えていくかが、試合のポイントと見られていた。 先攻の興南は初回、先頭の山川宗紘が内野安打で出塁。しかし、ここは大阪桐蔭の先発・中野が無失点に切り抜ける。その裏、興南の先発・田崎も三者凡退に抑え、両先発が上々のスタートを切った。 試合が動いたのは3回、大阪桐蔭が1死一、二塁から1番・吉田翔輝の2点タイムリースリーベースで先制すると、続く2番・宮本楽久にも適時打が飛び出し、この回3点を挙げた。 さらに大阪桐蔭は4回、3連打で1死満塁のチャンスを作ると、押し出し四球などで2点を追加。試合を優位に進めていった。 そんな中、興南も5回に2死三塁のチャンスを迎える。しかし、9番・嘉数大毅の外野に落ちそうな当たりを大阪桐蔭のセンター・吉田がダイビングキャッチ。反撃の機会を逸した。 大阪桐蔭の先発・中野はストレート、スライダーを中心に興南打線に最後まで付け入る隙を与えず。最後まで1人で投げ切り、見事な完封勝利を飾った。 勝利した大阪桐蔭の次戦は、大会8日目・第2試合。明豊(大分)対小松大谷(石川)の勝者と対戦する。
ベースボールチャンネル編集部