DeNA・筒香選手が会見 若年層育成の現状に警鐘(全文2完)指導者は常に頭をアップデートすべき
プロ野球・横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手が、25日午前11時から日本外国特派員協会で記者会見を開いた。 筒香選手は、「どの年代も選手の子供たち、選手の将来的な活躍よりも今の結果を重視された勝利至上主義が一番問題」など、若いアマチュア野球選手育成の現状に警鐘を鳴らした。 【動画】DeNA・筒香嘉智選手が記者会見 アマチュア野球の指導方法について語る(2019年1月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「DeNA・筒香嘉智選手が記者会見 アマチュア野球の指導方法について語る(2019年1月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
子どもたちの母親とは話をするのか
司会:(英語) 記者3:私は子供たちのトーナメントを拝見したことがあるんですけれども、その中でお母さま方からすごくあったんですね。当然お母さんというのは子供にものすごい影響力を与えるものです。そして、私が知ったところによると、お母さまというのは今の在り方、これはもうスポーツではなく武道のようではないかと。あと、今お母さまたちが置かれている状況にも、例えば夏休みずっともう練習に行かないといけないとか、あと子供たちと指導者の方のために100人分のお昼ご飯を作らなきゃいけないとか、そういうことがあったということは存じ上げてるんですけれども、筒香さん自身、お母さま方に関する何か調査というか、実際にお母さまとお話をされたとか、そういう現状、ご存じでしょうか。 筒香:はい。私は堺ビッグボーイズの出身です。オフシーズン、堺ビッグボーイズさんのほうに行かせていただいていろんなお話や交流させていただいています。 通訳:お母さまと直接お話。 筒香:その中で、堺ビッグボーイズのお母さまからまずは自分の家のチームに見学に行ったら、あまりにも怖過ぎて入部できなかったというお母さんも多々いました。あとは、周りのチームが練習長過ぎるので子供たちが遊びにも行けない、勉強する時間もない。親もお茶当番もあるので、子供たちとどこかへ出掛けたり、親が、お母さん方が何かしたいことも何もできないという声がありました。そういう中で堺ビッグボーイズでは、お茶当番の強制など、そういうことはまったくしていません。 堺ビッグボーイズの今、小学部は、70人ほど、70人弱ぐらいいます。年々入部数が増えているのが現状です。本当に子供たちの将来を考え野球を楽しませる、楽しめる環境をつくれば、野球人口が減っているといわれていますが、野球人口というのは増えていくのかなと思っています。 司会:【ジム 00:45:38】。