SKE48井上瑠夏、8年のアイドル活動で叶えた写真集「この1冊に素を全部さらけ出した」
SKE48の井上瑠夏が1st写真集「僕から先に言わせてくれ」を11月13日に発売した。構成にも自身のこだわりを詰め込んだという同書の撮影は彼女の地元・熊本で行われ、大人になった井上の素の姿をたっぷりと収録。思い入れの強い本作の見どころや撮影の思い出、今後の活動の展望などを語ってもらった。 【写真】「結構大人なシーンも」念願の写真集を発売した井上瑠夏の撮り下ろしカット【13点】 ──写真集発売の発表は少し前でしたが、とうとう発売を迎えます。どんな心境ですか。 井上 6月に劇場公演の生誕祭で発表させていただきました。発売は11月なので約5か月間お待たせすることになりましたが、私自身も「本当に写真集発売しちゃうのかな!」という、ふわふわした気持ちがあって、いまだに夢のようです。 ──撮影はいつ頃だったのでしょうか。 井上 5月の始めでした。だけど夏の服装だったのですごく寒くて、まるで冬のような気持ちでした(笑)。写真からはそれが伝わらないように撮れたと思うので良かったです。無事に1冊が出来上がって、「こんなに分厚い写真集が全部が私の写真なんだ」と信じられない思いです。 ──写真集を発売することを聞いた時の心境を聞かせてください。 井上 「手をつなぎながら」公演の演目の中に2分半の映像を流す時間があるのですが、その撮影をすると言われてまったく疑いもせずに行きました。私のおバカキャラを撤回するために「頭を使って文字の並び替えをしましょう」みたいな内容だったんです。 いくつか並び替えをして、最後に並べた文字が「いのうえるかしゃしんしゅうはつばいけってい」という内容で、完成した瞬間にスタッフさんが来てクラッカーをパーンって鳴らしてくれて。「頭が真っ白になるってこういうことなんだ」と思うくらい、びっくりしました。 ──素敵なサプライズですね。写真集の構成も井上さんのこだわりが詰まっているそうですね。 井上 そうなんです。1st写真集は人生で一度きりなので、とことんこだわりたいなと思って、嬉しいことに隅から隅まで関わらせていただきました。熊本県で私がしたいと伝えた、母校の小学校に行きたいとか、愛犬と一緒にたわむれたい、とか。衣装を自分で決められるのも新鮮な体験で、嬉しかったです。 ──特に印象的だったのはどのシーンですか。 井上 いっぱいあるんですけど、母校の小学校に、アイドルとして写真集の撮影で行けたのはすごく嬉しかったです。実際に過ごしていた2年1組の教室や廊下のシーンも思い出深く、当時のまま変わっていなくてびっくりしました。ベランダにあったアサガオを育てる鉢の色や形まで変わっていなくて、すっごく嬉しくなりました。プライベートの時間を撮影してもらっているような感じがして、緊張せずに楽しく、飾らず撮影できました。