24本のシュートで10ゴールを奪う決定力 ポルトガルで暴れるオモロディオンこそスペインが待ち続けたセンターフォワードだ
ギェケレシュに続く得点ランク2位
今季のポルトガル国内リーグでは、攻撃面の話題はスポルティングCP所属FWヴィクトル・ギェケレシュに集中しがちだ。ここまで得点ランクトップとなる17ゴールを挙げており、13試合の出場で17ゴールは驚異的なペースだ。5大リーグのビッグクラブも注目しており、今世界で最もホットなストライカーの1人と言える。 しかし、ポルトガル国内リーグで得点ランク2位につけるFCポルトFWサム・オモロディオンも忘れてはならない。今夏にアトレティコ・マドリードから加わったオモロディオンは、ここまでリーグ戦10試合に出場して10ゴールと快調にネットを揺らしている。 17ゴールのギェケレシュとは差があるが、オモロディオンのペースもかなり印象的だ。今年11月にはスペイン代表デビューも果たしたが、193cmとサイズのあるオモロデイオンはスペインサッカー界が待ち続けた本格派センターフォワードと言える。 ポルトガルリーグで見せるスタッツも印象的で、ここまで24本のシュートで10ゴールをゲット。17ゴールを挙げているギェケレシュがリーグ最多となる60本のシュートを打っていることを考えると、オモロディオンの決定力は高く評価されるべきだろう。 オモロディオンはまだ20歳と若く、ポルトで大ブレイクとなれば5大リーグのメガクラブが放っておくはずはない。ポルトへの移籍は実力をアピールするうえで大正解だったと言えそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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