「納得できる一年ではない」激動の2024年を終えた“早熟の遅咲きFW”は自己に辛口評価! 17得点を挙げるも「もっと証明できると思う」【現地発】
本来いるべき場所にたどり着けた一年、とも言えるのではないか
納得できるような一年ではなかった――。その思いも理解はできる。しかし、代表期間中のSNSに「やっと小川航基がここまで戻ってこれた。感涙」というポストがあったように、2024年は「本来いるべき場所に小川航基がたどり着くことのできた一年」とも言えるのではないだろうか。 「ずっとそこでやらないといけないと思っていた中で、本当に遠回りしてしまいましたが、ようやくスタートラインに立てた年でした。だから、みんながそう言うのも分からないでもないです。やっとか、ここまで遅かったな、やっとここまで来たかよ、お前、というような見方をする人も、僕自身も含めてたくさんいると思う。来年はもっとタフなシーズンになると思う。来年が勝負の年になると思います」 11月19日の中国戦から3月20日のバーレン戦まで、ワールドカップ予選は4か月もの中断期間がある。史上最強とも謳われる日本代表だが、サッカーチームは生き物。この間、代表の中心選手ですら所属クラブでバイオリズムを崩すこともある。小川もそう。中国戦で2ゴールを決めるなど、11月シリーズで代表のスタメンを勝ち取ったが、ヴィレムⅡ戦で1点を取るまでNECでは1か月以上ノーゴールだった。 まずはもう一度、NECでゴールを固め取りすることで、森保一監督に安心して代表に呼んでもらいところだ。 「そうですね。1月、2月、3月としっかり自分のパフォーマンスを上げていって、日本の力になりたい」 27歳にして代表のエース候補に名乗りを上げた「早熟の遅咲き」は、年明けからNECでフル回転すべく一時のブレイクに入った。 取材・文●中田 徹
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