12日朝、JR西日本の茨木駅で、信号が赤のまま変わらないトラブルが発生、広い範囲で遅れが発生しています。 【画像を見る】ハローキティのラッピング車両『はるか』からはしごで降車　歩いて避難する乗客たちの様子 JR西日本によりますと、午前6時42分ごろ、茨木駅の構内に停車している貨物列車が、出発信号が赤のまま変わらないことに気づき、そのまま動けずに停車を続けていました。 その影響で、同じ線路を利用する後続の関空行き特急『はるか3号（草津発関空7時41分着予定）』が、摂津富田駅～総持寺駅の間で停車しています。そのためJR西は、乗客を降車させて、線路上を誘導して踏切から退出させ、最寄り駅まで徒歩で移動を促したということです。

通勤列車などにも影響

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貨物列車と「はるか」が停車しているのは『下り外側線』、いっぽう普通や快速列車が走る『下り内側線』は問題なく動くため、運転見合わせとはなっていません。 しかし、後続列車をすべて内側線の運行に振り替えたため、JR京都線では午前9時半すぎ、線路上に何編成もの列車が止まっている様子が確認できました。団子状態になった列車が、駅間に複数停車しているものとみられます。 さきほど、信号の復旧作業が完了したということで、外側線も動くようになりました。しかし京阪神の広い範囲で、遅れや運休が発生しています。 【遅延情報】 琵琶湖線　米原から京都まで遅延 JR京都線　京都から大阪まで遅延 JR神戸線　大阪から姫路まで遅延 山陽線　姫路から相生まで遅延 赤穂線　相生から播州赤穂まで遅延 学研都市線　松井山手から京橋まで遅延 JR東西線　京橋から尼崎まで遅延 JR宝塚線　尼崎から新三田まで遅延 湖西線　京都から近江舞子まで遅延 おおさか東線　大阪から久宝寺まで遅延