「20歳で2000万円の融資を受け人生を賭けた」人気ブランド「Candy Stripper」を立ち上げた女性「ギャル最盛期に真逆のファッション貫いて」
板橋さん:当時は、雑誌に載っているマップを見ながら一つひとつ欲しいものを捜し歩く熱量の高い方も多かったですよね。今はサイト上で商品を検索して、簡単にネットで買えますし、そういった文化は影を潜めてしまったように感じます。 ── 印象的だった作品はありますか? 板橋さん:やはり最初に作ったキノコ柄のワンピースです。キノコ柄を一つひとつ、転写で柄にしていく作業がとてつもなく大変だったので、印象に残っています。最初の店舗のカーテンも、アイロンプリントで1個ずつキノコの柄を転写して作って。DIYの精神を大事に、一つひとつ、もの作りをしていました。
PROFILE 板橋よしえさん いたばし・よしえ。1975年生まれ。埼玉県出身。19歳でファッションブランド『CandyStripper(キャンディストリッパー)』を立ち上げ、企業コラボやミュージシャンとのコラボ商品、衣装、スタイリングなども数多く手がける。 取材・文/池守りぜね 写真提供/板橋よしえ
池守 りぜね