井上尚弥 ＥＳＰＮのＰＦＰランキングで２位に浮上「クロフォードと並ぶ票数を獲得」
米メディア「ESPN」は18日にボクシングのパウンド・フォー・パウンド（PFP、階級差のない最強ランキング）最新ランキングを発表し、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（31＝大橋）が2位に順位を上げた。 今回のランキングで注目されたのはWBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級王者を防衛したサウル〝カネロ〟アルバレス（メキシコ）だったが、同メディアは「勝利にもかかわらず、5位のままだった。ESPN解説者で殿堂入りしたティモシー・ブラッドリー・ジュニアを含む投票者はアルバレスを同じ順位にとどめた」と報道。ブラッドリー・ジュニア氏は「人気があり、ボクシング界の顔とされているにもかかわらず、パフォーマンスに迫力が欠けている」と指摘した。 前回3位だった井上について同メディアは「TJドヘニーにTKO勝ちを収めスーパーバンタム級の絶対王者の座を防衛した」とし「この勝利により井上はテレンス・クロフォード（米国）と並んで第2位に躍り出るだけの票数を獲得した」とし、クロフォードと並ぶ2位に浮上。WBA＆WBO世界ヘビー級スーパー王者でWBC同級王者のオレクサンドル・ウシク（ウクライナ）が1位の座を守った。 ボクシング界でもっとも権威ある「リング」誌のPFPランキングでも1位はウシクで、井上は2位を維持している。
東スポWEB
