2試合連続“POTM”のカンテ「いい状態」自身の好調を語る、気になるヨーロッパ復帰は「終わったとは思わない」
フランス代表MFのエンゴロ・カンテが、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)グループステージのポーランド代表戦を前にした記者会見に出席し、今大会の自身の調子の良さを語った。 【動画|3分ハイライト】オランダ vs フランス グループD UEFA EURO 2024 現在33歳のカンテは、ユーロ2024で約2年ぶりにフランス代表復帰を果たすと、初戦のオーストリア代表戦に続き、第2戦のオランダ代表との試合でもプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に輝いた。昨夏にサウジアラビアのアル・イテハドに移籍してもなお、圧倒的な戦力を抱えるフランス代表で存在感を放っている。 2試合連続でPOTMに選出されたカンテは「(フランス代表に)復帰することができ、また賞賛と声援をもらえてうれしい」と語り、以下のように続けた。 「調子はいい状態だ。昨シーズンは僕にとっていいシーズンだったし、ユーロに臨む前に準備ができた。この調子が続くことを願っているよ。僕の代わりを務めることのできる選手は他にもいるけど、僕は試合に出続け、全力を尽くしたい」 新たな才能が絶え間なく出てくるフランス代表の中で、カンテはベテランとしてチームを牽引する立場にある。カンテは「リーダーシップを発揮したり、トレーニングで話をするのは得意ではない」と語りながらも、「重要なのは協力し合うことだ。若い選手たちと知識を共有できているし、ピッチに立てばより簡単に教えることができる」と話しており、背中でチームを引っ張っているようだ。 続けて記者団から「ヨーロッパでのキャリアは終了したのか」と問われると「いいえ。終わったとは思わない」と返答しつつ、今大会のフランス代表でのプレーを楽しんでいるようだ。 「サウジアラビアでは本当に良い1年を過ごし、新しいサッカーを経験した。そしてフランス代表に復帰し、このような感情を味わえることをうれしく思う」 フランス代表は日本時間26日1時に、グループステージ最終戦のポーランド戦を控えている。