TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)の街開きは2025年! 国際会議場、超高級ホテル、高級賃貸で、街は盛り上がる?
近未来的な印象を作り出す、新駅「高輪ゲートウェイ」
高輪ゲートウェイ駅は2020年3月に開業、山手線としては49年ぶりに誕生した30番目の新駅。駅の造りは、これまでの既存の鉄道駅のイメージを大きく塗り替えるものになっている。 イメージ図にあるように、コンコースからは空の色や雲の流れ、さわやかな風を感じることができ、これまでの「駅」の概念を超える開放的な空間が形成されている。 駅舎は高さ約25m、長さは約120mで、地上3階、地下1階の構成。地上1階がホーム、2階に改札、デッキ、コンコースや鉄道テラスなどのイベントスペースなどがある。鉄道テラスからは、ホームや街の賑わいを望めるほか、隣接する車両基地に停車している電車などが眺められ、鉄道好きにはたまらない空間だ。 すでに新駅を利用したことがある人ならご存じだろうが、空間の新しさだけではなく、さまざまな斬新な仕組みが採用されている。 たとえば、駅構内には日本ではまだ珍しい、無人AI型決済が可能な店舗「TOUCH TO GO」を設置。また、ホーム2階には日立製作所が開発したAI案内ロボットが、利用客に対応してくれる。しかも、日本語だけではなく英語、中国語、韓国語にも対応可能だ。
複合棟の目玉は、都心最大級のMICE施設とマリオット最高級ラグジュアリーホテル
TAKANAWA GATEWAY CITYの商業棟、オフィス棟には、従来のような商業施設やオフィスの集積だけではなく、都心最大級のMICE施設が設けられる。 MICEとは、会議(meeting)、研修旅行(incentive travel)、国際的な団体が行う会議(convention)、各種の展示会やイベント(exhibition・event)の頭文字を取った造語だが、広さ約1640㎡、天井高7mの無柱空間が広がり、国内だけではなく国際的な大型会議、学会、フォーラムなどを開催できるコンベンションホールになる。各種の展示会やイベントも可能で、用途によっては2分割、3分割でき、ほかに大小7室の会議室も用意される。 これらの施設を利用する人たちなどのためのホテルも設けられる。マリオット・インターナショナルが展開する最高級ラグジュアリーホテル「JWマリオット」が首都圏に初めて進出する。 客室数は約200室で、スパ、レストラン、バー、ラウンジ、宴会場なども備えたホテルとなる。宿泊料などは日本人からすれば、相当な高額になりそうだが、極端な円安が進行しているだけに、インバウンド客にとってはそれなりの宿泊料ということになるのかもしれない。
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