サッカー元日本代表らが福岡でイベント 現役Jリーガーらも参加「若松サッカー大会」全国に挑む母校の東福岡高にもエール
福岡にゆかりのあるJリーガーや現役選手、OBらが参加する「若松サッカー大会」が30日、福岡県宗像市で開催され、約200人の参加者がサッカーを通じて交流した。 ■主な参加選手の顔触れ【一覧】 今年で15回目を迎える同大会は、Jリーグで活躍した北九州市出身の本山雅志さん、宮原裕司さん、山形辰徳さんが発起人となり、開催。3人は幼なじみで、二島小、二島中、東福岡高と同じキャリアを歩んできた。また、同じ二島地区の出身で女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の杉田妃和(米ポートランド・ソーンズ)も参加した。 参加したJ1アビスパ福岡の金森健志は「子供たちと一緒に思いっきりサッカーを楽しめた。こういう触れ合いを大切にしたい」とコメント。子どもたちも「プロの選手たちと一緒にボールを蹴ることができて夢みたい」と目を輝かせていた。 東福岡のOBの宮原さんは、29日の全国高校サッカー選手権に出場した母校・東福岡高が尚志(福島)にPK勝ちした初戦について「3年ぶりに(選手権に)出たチームが粘り強くPKで勝てたというのは、率直にすごい。目の前の試合悔いのないように戦って、頂点を目指してほしい」とエールを送った。さらに、宮原さんはこのイベントでボールを追いかける子どもたちを見つめて「この大会からも選手権に出場できるような選手が出てくれたらうれしい」と目を細めた。