原発処理水の海洋放出、IAEA「国際安全基準に沿う」…反発する中国・ロシアを含む海外専門家が調査
国際原子力機関(IAEA)は13日、東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について「国際的な安全基準に沿って進んでいる」との見解を発表した。
IAEAの調査団が9~12日に来日し、原発敷地内の処理水の放出設備を視察するなどして安全性を検証した。調査団派遣は昨年8月の放出開始後3回目。詳細な調査結果は年明け以降に報告書にまとめる。
調査団はIAEA職員や放出に反発する中国、ロシアを含む海外9か国の専門家の総勢15人で構成している。