大会前最後の会見で各選手が舌戦展開。神龍誠の「不器用。ねちねちしたスタイル」に扇久保博正が「コミュニケーション能力が足りない」【超RIZIN.3】
RIZINが7月20日、都内で「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の出場選手登壇記者会見を開催した。 今大会はビッグマッチとあって、カード発表会見後も合同公開練習、そしてこの日の会見と事前イベントが目白押し。3度目の顔合わせとなる試合もあったのだが、遺恨試合となる選手たちは3度目にもかかわらず舌戦を繰り広げた。 この日は試合順も発表され、因縁の師弟対決となる扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)vs 神龍誠(神龍ワールドジム)の一戦は第8試合にマッチメイク。 会見では神龍が「追い込みも無事しっかり終えて、あとはやるだけ。7年越しにぶん殴れるのを楽しみにしている」と言えば、扇久保は「来週の日曜日にトイレ掃除はやったほうがいいのか、どうなのか。すべての答えが出るので。必ず僕が勝ちます」と返す。
神龍は扇久保の弱点について問われると「ファイトスタイルを見れば分かると思うが不器用。だからあまりスタイルも変えられないし、ずっとああいうねちねちしたスタイル。そこは分かり切っているんで、あとは僕が速く早く動いて、ぶん殴って終わらせるだけ」と辛辣な答え。これに扇久保は「うーん。まあ本当に口が悪いなという感じなんですが。でも本当に来週、すべてが分かるのでこれ以上しゃべってもしようがないんで、来週ボコボコにしてやろうと思っています」と語ったうえで、神龍について「足りないのはコミュニケーション能力じゃないですか」とこちらもバッサリ。2人の因縁はエスカレートするばかりだった。
2度目の対戦となる芦澤竜誠(フリー)vs 皇治(TEAM ONE)は第6試合にマッチメイク。2人は2023年4月の大阪大会でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定で勝利を収めている。今回はMMAルールでの再戦となる。 この日はメインの朝倉未来vs平本蓮が「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」として開催されることが発表されたのだが、皇治は「そのラストマンベルト、俺も欲しいと思いました。最後まで立っていてもらえるなら俺が一番似合うんじゃないかと」とアピール。これに芦澤は「お前、今回の試合がラストだよ。お前、ラストマンだよ」ときっちり揚げ足取り。芦澤は試合の勝敗のキーポイントを問われた際にも「顔のでかさだと思う。的が大きいからボコボコにできると思う」といじると皇治は「何言ってんねん、ブサイク」と反撃。 最後のフォトセッションではフェイスオフの終わり際に芦澤が皇治の頭を触りに行くなど、最後まで芦澤が仕掛けたままの一日だった。
【関連記事】
- 大会前最後の会見で各選手が舌戦展開。神龍誠の「不器用。ねちねちしたスタイル」に扇久保博正が「コミュニケーション能力が足りない」【超RIZIN.3】
- RENAの「普通に自分の戦いをしたら問題ない」にケイト・ロータスは「試合を受けた時から勝つ気しかない」【超RIZIN.3】
- パッキャオvs安保瑠輝也はセミファイナル。「本気でぶっ倒したろと思っている」と腕を撫す安保に平本蓮が「二段蹴りを入れてほしい」とエール【超RIZIN.3】
- 完全決着へ朝倉未来vs平本蓮は5分5R「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」として開催【超RIZIN.3】
- 神龍誠の「お父さんのことを馬鹿にしたので思い切りぶん殴る」に扇久保博正はパワハラファイトでの返り討ちを誓う【超RIZIN.3】