“推し”へのファンレターを「自分の言葉」で書く方法 他人の感想を見る前に実践 語彙力より大事なコツとは?
・印象に残ったセリフ ・なんかすごく心に残っている場面 ・びっくりした展開 ・結局最後までよくわからなかった心情 ◎イベント(音楽ライブ・ショーなど) ・自分に響いた歌詞 ・よかった場面/曲 ・舞台装置で気に入った点 ・ぐっときた衣装 ・ぴんときた人 ◎人(アイドル・俳優・ミュージシャン・芸人など) ・自分がなるほどと思った言動 ・好きになったきっかけ ・今まででいいと思った現場 ・好きな髪型や服装 ・やってくれて嬉しかった仕事
あくまで一例ですが、私はこんな感じで具体的にメモをしています。そして具体例をどのぐらいメモするか、どこまで網羅するかは、ぶっちゃけ、あなたがどれくらい「メモ魔」になれるかどうかによります。 ちなみに私はけっこうメモ魔なので、大量に具体例を記録しておくのが好きなんですが。メモが苦手な人も「感動ポイントを全部メモしなきゃ!」とプレッシャーを感じる必要はありません。それより、ひとつのことでもいいので、とにかく具体的に書いておきましょう。これがなにより大切です。
そして、自分に嘘をつかずに挙げること。 無理して「よかった点だけ」挙げるのではなく、「違和感を覚えた点」も含めて挙げることで、より自分の感覚を深く言語化することができます。嘘をつかず、楽しくできる範囲で、具体的に感動した点を挙げるのがポイントです。 ■感動ポイントを「細分化」すべき理由 心を動かされたところを具体的に挙げるうえで注意してほしいのが、「細かく」挙げること。 これは細かくたくさん挙げろ、と言っているのではありません。挙げるのが全体的な点ではなく、細かければ細かい点であるほどいい! という意味です。
細かく具体例を挙げることのなにがいいのか。それは、感想のオリジナリティは細かさに宿るからです。 たとえば、ライブの感想に「最高!」という言葉しかでてこないという悩みは、ライブの「どこが」最高だったのかを言えたら解消されます。ライブで「この曲が」演奏されたのが嬉しくて、「この歌詞が」あらためて響いて、「この演出が」自分の心を揺さぶった。 そんなふうに、最高だった点を細分化さえできれば、じつは語彙力なんてなくても、あなたのオリジナルな感想になり得るのです。