雲仙の地獄がカラフルに! 体験型イベント「ボルケーノナイトウォーク」 来月13日まで 長崎
長崎県雲仙市小浜町雲仙の旧八万地獄周辺の遊歩道を、プロジェクションマッピングなどで彩る体験型イベント「ボルケーノナイトウォーク」が30日から始まる。光と音で火山の成り立ちや地熱、雲仙の伝説などを表現した異空間が展開される。29日は地元向けの試写会があり、親子連れらが楽しんだ。来月13日まで。 夜の観光コンテンツにしたいと雲仙観光局が主催。 参加者は、竹灯籠を持ち原生沼かきつばた公園をスタート。約600メートルのコース上のスクリーンそばに竹灯籠を置くと、逸話に登場するてんぐが動き出すなどの仕掛けも。ゴール近くでは清七地獄の湯けむりに雲仙の守り神、白蛇(はくじゃ)が空高く昇る様子が映し出され、参加者を幻想的な世界へと誘った。 親子3人で訪れた地元旅館「雲仙温泉東園」の石田莉恵社長は「普段は月のクレーターのような旧八万地獄が、プロジェクションマッピングでカラフルに彩られ驚いた」と話した。 参加費は一般2500円、中高生1500円、小学生千円、未就学児無料。雲仙市民は特別価格。入場は午後5時半~同8時。問い合わせは雲仙観光局(電0957・73・3434)。