2024開幕へ「ありがたいことにたいへん低い評価を…」新井貴浩監督(広島カープ)みんなで「よっしゃ」と叫びたい 2年目だからこそ 燃える思い
プロ野球2024シーズンを前にして広島カープ開幕特番「カーチカチ! The ゴールデン」(3月27日放送)。新井貴浩 監督が、みんなで「よっしゃ」と叫びたい、燃える思いを語った。 【写真を見る】2024開幕へ「ありがたいことにたいへん低い評価を…」新井貴浩監督(広島カープ)みんなで「よっしゃ」と叫びたい 2年目だからこそ 燃える思い 広島カープ 新井貴浩 監督 「ことしも評論家のみなさまからありがたいことにたいへん低い評価をいただいていますから。『まだ、わかってないのか』と。『ことし、わからせてあげよう』というふうにわたしは燃えています」 それでは、新井監督、“2年目だからこそ” ―。 新井貴浩 監督 ― 開幕が近づいてきました。去年との比較も含めて気持ちは? 「楽しみですね。去年はわたし自身も初めての年というのもありましたし、不安な部分もあったんですけれども、ことしは楽しみの方がたくさんあります」 開幕前の下馬評を覆し、セ・リーグ2位と躍進を果たした1年目の新井カープ。その原動力は、若手からベテランまで全員で戦う “家族野球” 。ことしもその戦い方に一切のぶれはない。 新井貴浩 監督 「開幕してからも競争は続きますし、その中で若い選手は誰が出てくるのかなという楽しみもありますし、中堅・ベテランの選手が、まだまだ若いもんにも負けないぞっていうものを見せてくれると思うので、そこも楽しみですね。とにかく全員でカープは戦うんだという、そういうものをもっともっと昨年より強く前面に出していきたいなと思います」 全員で戦う―。その姿勢を示すかのように春のキャンプでは若手を中心に対外試合を戦い、オープン戦では育成選手も合わせて50人以上の選手を起用。 その中で特に目を引いたのが、かつては2年連続50試合登板とカープを支えてきた 塹江敦哉 の復調だ。プロ10年目を迎える左腕は、昨年の秋からサイドスローに転向し、オープン戦では9試合で自責点ゼロと好投。首脳陣と話し合い、取り組んできたというこの挑戦にも新井監督の思いが隠れていた。 新井貴浩 監督 「まずはきっかけを与えてあげたい。何かきっかけを与えて、殻を破ってもらいたいと常に思っていますので。また1年間、選手もわたしを含めてコーチングスタッフと戦っていく中で『監督ってこういう考えなんだ』と、『コーチもこういうふうに考えてくれているんだ』ってのは十分にわかったと思うんですよね。そういう意味では、ことしはそのあたりのコミュニケーションの土台というのは築けていますので、よりそこをもっと気持ちと気持ちのつながりを深くしたいなというふうには思っていますけどね」