新城幸也、アジア選手権に向けて意気込みを語る|ユキヤ通信
新城幸也、アジア選手権に向けて意気込みを語る|ユキヤ通信
パリ五輪の自転車競技ロードレースの日本代表がほぼ内定している新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が2024年のアジア選手権ロードレースに出場。アジア選手権ロードレースでは昨年3位入賞しており期待がかかる。
レースの背景と日本チームの状況
6月5日から12日までの8日間、カザフスタン南東部都市アルマトイで開催される第43回UCIアジア選手権ロードレースに、新城幸也を含む日本代表チームが参加する。カザフスタンの最大都市アルマトイは、キルギスタンや中国との国境に近く、新城にとっては初めてのカザフスタン入国となる。 先月のハンガリーレース後、約10日間の休息を経て、新城はミケーレ・バルトリコーチと共にタイムトライアルとロードレースのトレーニングに励んでいる。今年のチームはJCLチーム右京の小石祐馬選手、山本大喜選手と共に、6月9日の個人タイムトライアルと12日のロードレースに挑む。
新城幸也のコメント
「意外にも、初めてのカザフスタン! アジア選手権がカザフスタンに決まってから、アスタナ・カザクスタンチームの選手たちから『アジア選手権に来るのか? 』と毎レースで聞かれていたので、自国開催でのカザフスタンの気合いを、ひしひしと感じていました。昨年は1位、2位をカザフスタンに取られてしまって、アジア大会でも強さを見せつけられている。出走人数は1ヵ国マックスの5人ですが、今年の日本は3人での出走と数的不利もあるし、アジア各国のレベルも毎年、上がって来ていることを実感しているので、簡単なレースではない。しかし、出場するからにはレース展開に可能性を見出し、小石、山本と協力して、久しぶりのアジア選手権優勝を日本にもたらしたいと思う。先ずは9日の個人タイムトライアルがある。コースプロフィール上では行って帰ってくる1本道の平坦基調なコース。カザフスタンの連覇を止められるように、頑張ります! 」。 編集◎バイシクルクラブ 写真と文◎新城美和
Bicycle Club編集部