巨人期待のホープが各国WLで躍動中!大山獲得ならずも若手野手の成長に期待!
FA権を行使し、去就が注目されていた阪神の大山 悠輔内野手(つくば秀英―白鴎大)が残留を決めた。争奪戦の末、獲得に至らなかった巨人だが、期待の若手野手が各国で行われているウインターリーグで躍動している。 【一覧】29日までの戦力外・引退・移籍リスト 豪州・ウインターリーグでは、アデレード・ジャイアンツに派遣されている秋広 優人内野手(二松学舎大付)が10試合目にして初本塁打を放った。30日のパース・ヒート戦の6回、右翼に低く強烈な打球を放つと、そのままフェンスを越えて待望の初本塁打となった。昨年は121試合で2桁本塁打も記録。今季はレギュラー奪取も期待されていたが、26試合の出場で本塁打は0に終わっていた。 台湾で行われている2024アジア・ウインターリーグ・ベースボールでは、NPB WHITE(白)でプレーする笹原 操希外野手(上田西)が躍動している。23日の台湾山林、26日の台湾海洋戦で適時打を記録。29日に行われた台湾山林戦では3回に内野安打を放つと、6、8回には、ともに先頭で右前安打で出塁して5打数3安打の活躍を見せている。3年目の今季は2軍で48試合に出場し、打率.288の高打率を記録している。 大山の補強とはならなかったものの、未来の巨人を担うホープたちがレギュラー奪取に向けアピールを続けている。若手野手の今後の成長に期待がかかる。