〔東京株式〕下げ幅縮小=円高一服(28日前場中盤)
(10時10分)日経平均株価は朝に比べて下げ幅を縮め、3万8000円台を回復している。東証株価指数(TOPIX)は小幅高で推移している。外国為替市場では東京時間に入ってドル安・円高の流れが一服しており、株式市場でも押し目買いが入った。27日の午後3時時点と比べるとまだ円高・ドル安だが、トヨタ <7203> が反発するなど自動車株は総じてしっかりしている。ただ、「日経平均は最近2カ月のレンジ下限に位置しており、ショックに弱い状態だ」(大手証券)という。 (寄り付き)日経平均株価は前日比199円03銭安の3万7935円94銭と続落して始まった。米国株の下落を引き継ぎ、幅広い業種が値下がりしている。