ミニ(MINI)が231馬力の高性能モデル発表 新型「ジョン・クーパー・ワークス」2.0Lターボで約620万円から
ガソリンの新型「JCW」登場
ミニ(MINI)は10月23日、ガソリンエンジン搭載の新型「ジョン・クーパー・ワークス」と「ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブル」を英国で発表した。英国向けの価格は3万1200ポンド(約620万円)から。 【写真】英国産ホットハッチが新登場! 231馬力のガソリンターボ搭載【新型ミニ・ジョン・クーパー・ワークスを写真で見る】 (28枚) 両車には、ツインスクロールターボチャージャー付き2.0L直列4気筒エンジンが搭載されている。最高出力231ps、最大トルク38.7kg-mを発生し、クーパーCと同じ7速デュアルクラッチ・オートマチック・トランスミッションが組み合わされる。 トルクが増大したにもかかわらず、0-100km/h加速タイムは先代モデルと変わらず6.1秒である。これは、おそらくギア比の変更と35kgの重量増が理由と思われる。新型ジョン・クーパー・ワークスの車両重量は1330kgだ。 オープントップの新型ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブルは車両重量1425kg(先代比40kg増)で、0-100km/h加速6.4秒となる。 どちらも、ブラックとレッドのツートンカラー、アグレッシブなバンパー、エアインテークなどを追加し、標準車と比べてスポーティな外観に仕上がっている。 リアエンドは、センターマフラーと力強いバンパー、張り出したリアスポイラーが特徴だ。アルミホイールは17インチと18インチのジョン・クーパー・ワークス専用デザインとなる。 インテリアでは、ダッシュボードにブラックとレッドのチェック柄クロスが張られ、スポーツ・ステアリングホイールとシフトチェンジ用パドルが標準装備される。 英国での納車は来年早々から開始される予定だ。事前予約価格はジョン・クーパー・ワークスが3万1200ポンド(約620万円)から、ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブルが3万5200ポンド(約700万円)から。 本稿執筆時点では、日本向けの価格や仕様は確認できていない。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)