サッカー代表が新ユニホーム発表(全文1) 5色の青を空に見立ててコラージュ
アンビグラムを用いたサインオフ
それだけではございません。サインオフといって、それぞれのユニホームのテーマであったり、そのチームの象徴的なものをロゴにしてユニホームに付けたりするということがよくあるのですが、今回のユニホームにもそれがございます。アートというところが大きなテーマと申し上げましたが、今回はアンビグラムというアートを用いたサインオフをつくりました。アンビグラムとは、こちらにありますように、とある文字をひっくり返すと別の文字が現れるといったアートでして、こちらを日本のアンビグラム界の第一人者であります画家、そしてアンビグラム作家の野村一晟氏とコラボレ-―ションする形でつくりました。それが今回のサインオフです。 コンセプトであります、日本晴れというものが大胆に書かれてありますが、これをひっくり返すと、侍魂、SAMURAI BLUEを象徴する、SAMURAI BLUEにエールを送る言葉が現れます。念のためひっくり返しますね、日本晴れ。そして、このサインオフがオーセンティックユニホームに関しては首元、首の内側ですね、そしてレプリカユニホームに関しては、前面裾部分に配されます。このサインオフ、男子と女子で違います、なでしこジャパン、女子代表に関しては、男子と同じく日本晴れという言葉が使われているのですが、これをひっくり返すと、撫子魂。なでしこジャパンにエールを送る言葉が現れます。 というわけで私のほうから簡単ではありますが、商品の説明をさせていただきました。続きまして遠藤選手に、このユニホームに関するお言葉をいただければと思います。
希望に満ちあふれたすごいいいデザイン
司会:西脇さん、ありがとうございました。では、ここからは遠藤選手にお話、伺ってまいりましょう。あらためてご紹介いたします。U-22日本代表、遠藤渓太選手です。遠藤選手、よろしくお願いいたします。 遠藤:よろしくお願いします。 司会:さあ、それでは早速なんですが、今回発表となりました、サッカー日本代表2020ユニホームのコンセプトは日本晴れということで、今ご説明を聞かれて、どんなふうにお感じになりましたか。 遠藤:そうですね、本当、最高の日本晴れということで、希望に満ちあふれたすごいいいデザインのユニホームだと思っています。 司会:なんかこう、前向きなエネルギーがぐぐっと感じられるなと思ったんですが。 遠藤:そうです。本当にそのとおりだと思います。 司会:この今回のデザインなんですけど、前面のデザインはそれぞれの空をつなぎ合わせたスカイコラージュということなんですが、今回のユニホームデザイン、実際に袖を通してみられて、どんなふうに思われましたか。 遠藤:そうですね、本当、この5色の違ったブルーがすごいかっこいいなと思いましたし、日本晴れっていう言葉を反対にすると侍魂という言葉が出てくるのもすごいかっこいいなと思います。 司会:思わずひっくり返して読んでみましたよね。 遠藤:本当にその言葉になっていましたね。 司会:やっぱりSAMURAI BLUEと、私たちが、サポーターが応援する際に、なんかみんなが力をもらえるカラーだったんですが、それが侍魂として宿っているなという感じがしたんですが、選手にとってはどんなふうに捉えてらっしゃいます? 遠藤:いや、本当にそのとおりだと思いますし、そういう言葉ってすごい大事だと思いますし、侍魂、すごいいい言葉だと思います。 司会:本当ですよね。さあ、全体的なカラーとして希望の空をイメージしたスカイブルーがベースとなっているんですが、では遠藤選手の思い出に残っている希望の空、どんな空でしょう。 遠藤:そうですね、僕自身プロになってから日産スタジアムで試合に出るたびに、不安だったり、緊張もあって、その前によく空を見上げて、大丈夫、今日は自分はできるっていうふうに思いながら空を見上げることはありました。 司会:じゃあいつも、毎回試合会場、スタジアムに入られる際は、ぱっと見上げる空がある? 遠藤:そうですね。円陣組んだあと、自分のポジションに立ったあとに僕はよく空を見ることが多いです。 【書き起こし】サッカー代表が新ユニホーム発表 全文2に続く