サッカー代表が新ユニホーム発表(全文1) 5色の青を空に見立ててコラージュ
見上げる空は、ひとつ
西脇:では、この日本晴れのコンセプトを詳しく説明したものがございますので、これを読ませていただきます。 「見上げる空は、ひとつだ。フットボール選手の頭上には、いつだって空がある。勝利のあとの青空、涙でにじんだ曇り空、朝練で見た夜明け前のインディゴの空、ボールを蹴り始めた少年の見上げる、限りなく高い空。見える色や形は、それぞれ違うだろう。しかし、忘れてはいけない。すべての空はつながっているということを。さまざまなプレーヤーが見てきたそれぞれの空と、雲ひとつない青空をひとつにした、スカイコラージュ。限りない空のように、選手の可能性も無限だ。日本代表・新ユニホームのコンセプトは『日本晴れ』。世界と戦う大舞台で。『日本晴れ』と呼ばれる空を、選手たちは背負う。選手がまとうユニホームはまるで空へと溶け込んでいくように見えるだろう。勝利を目指す選手に、声援を送るサポーターに、すべてのひとりひとりに、最高の日本晴れを。信じよう。見渡す限りの青空の頂点に、日の丸が掲げられる瞬間を。日本晴れ」 お待たせいたしました。それぞれの空が1つにつながり、背面の最高の青空に向かっていく一連のストーリーを表した日本晴れ、サッカー日本代表2020ユニホームを実際にご覧いただきたいと思います。本日はU-22日本代表、遠藤渓太選手にモデルとしてお越しいただいております。遠藤選手よろしくお願いします。
鮮やかな明るいスカイブルーをベースに
遠藤選手、ありがとうございます。後ほど遠藤選手にコメントをいただきたいと思いますが、まずは遠藤選手のお体をお借りして、ユニホームのご説明を差し上げます。希望の空や前向きなエネルギーというものを日本代表の選手に伝えてもらうべく、鮮やかな明るいスカイブルーというカラーを今回のベースに置いております。前面には5色の濃度の違う青を空に見立てて、それらを折り重ねたスカイコラージュというグラフィックが表現されています。1人1人の空が1つにつながっていく様が表現されています。また今回、日本代表のみならず、アディダスがスポンサーしている各国代表、ドイツ代表ですとかスペイン代表、ベルギー代表といった代表ですね、それらのユニホームを共通で串刺しにするテーマが、アートとフットボールの融合というものがありまして、各国の象徴的なアートをデザインに落とし込んでいこうというものがございます。日本においては、日本の伝統アートである浮世絵に着想を得る形で、このようにそれぞれの空が1つにつながっていく様が表現されております。遠藤選手、後ろを向いていただいてもよろしいですか。 そして背面が、みんなが向かっていく最高の青空が表現されておりまして、先ほど申し上げたとおり、明るく鮮やかなスカイブルーが使われております。そうしたら横を向いていただいてよろしいですか。ありがとうございます。そして横の3本線、胸のアディダスロゴ、ならびに選手が試合で着用する際に付く胸番号、背番号、そして選手の名前、こちらは青空の頂点に日の丸が昇っていくということへの願いを込めたレッドのカラーが使われております。ではまた前を向いていただいてよろしいですか。 そして、何よりもユニホームは選手のパフォーマンスを向上するものでなければいけません。オーセンティックユニホームには、アディダス最新にして最高峰のクーリング・テクノロジー・システム、HEAT. RDYが搭載されています。通気性、そして徐熱性に優れ、プレーヤーの衣服内環境を快適に保ち、パフォーマンスの向上を目指してまいります。