黒木優子、来年1月21日に後楽園ホールでWBA世界女子ミニマム級王座決定戦 「Lemino BOXING」のメインイベント
真正ボクシングジム(神戸市)は来年1月21日に東京・後楽園ホールで開催する大橋ジム(横浜市)との共催興行「NTTドコモ Presents Lemino BOXING フェニックスバトル128」のメインカードとして、WBA世界女子ミニマム級王座決定戦を追加すると24日、発表した。元WBC世界女子ミニマム級王者、元WBA、WBO世界女子アトム級統一王者で、現WBA世界女子同級3位の黒木優子(33)=真正=が、東洋太平洋女子ミニマム級4位のソ・リョギョン(33)=韓国=と対戦する。 黒木は今年1月に後楽園ホールで、WBO王座3度目、WBA王座初の防衛戦に臨んだが、挑戦者の松田恵里(チーム10カウント)に1-2の10回判定負け。両王座から陥落した。9月の再起戦でヴィスター・シリッデット(タイ)に4回TKO勝ちして以来の試合で世界王座返り咲きを狙う。韓国女子ライトフライ級王者のソ・リョギョンは過去10戦はすべて韓国で試合を行っており、主要4団体の世界戦は初めてとなる。韓国の天安病院で小児科教授として勤務する医師ボクサーだ。 また、第1試合として、女子アトム級4回戦で山本香純(34)=ワタナベ=と佐藤絵梨(35)=北島=が対戦することも発表された。ともにデビュー戦となる。そのほかの対戦カードは11日に東京・文京区のblue-ing!で行われた会見で発表されていた。全7試合がすべて女子の試合で、6大タイトル戦として実施される。 プロ戦績は黒木が33戦23勝(10KO)8敗2分け、ソ・リョギョンが10戦7勝(5KO)3分け。 下記は全対戦カード。 ▼メインイベント(WBA世界女子ミニマム級王座決定戦) WBA世界女子アトム級3位の黒木優子(真正)vs東洋太平洋女子ミニマム級4位のソ・リョギョン(韓国) ▼セミファイナル(WBOアジア・パシフィック女子アトム級タイトルマッチ) 王者の鵜川菜央(三迫)vs東洋太平洋女子同級7位の宗利佳歩(RST)