ユヴェントスは中盤の補強を狙っている ターゲットはアタランタのコープマイネルスか
名門は獲得を実現できるか
ユヴェントスはアタランタのトゥーン・コープマイネルスを補強リストのトップに入れており、今夏の移籍市場が終わる前に獲得を実現させるための努力を続けているようだ。コープマイネルスはユヴェントスの新監督であるチアゴ・モッタにとって完璧な補強となり、クラブのクオリティーを飛躍させるのにふさわしい選手だと考えられている。 [動画]ヨーロッパリーグ決勝アタランタ対レヴァークーゼン戦ハイライト コープマイネルスは精度の高い左足と昨季のセリエAで12得点と得点能力の高さも兼ね備えている現代的な中盤の選手だ。また、身長184㎝で空中戦に定評があり、自身がプレースキッカーを務めることも出来る。ユース時代から所属していたオランダのAZでは主にDMF、時にはCBを務めていたが、アタランタではOMFとして活躍し、クラブのヨーロッパリーグ初優勝に貢献した。 しかしながら、『calciomercato』によると、アタランタの経営はいたって健全ということもあり、コープマイネルスを売りに出す必要はないと見られている。また、移籍市場価格が6000万ユーロとみられていることもあり、ユヴェントスも簡単に手が出せる金額ではないのも事実だ。CEOを務めるルカ・ペルカッシ氏は「コープマイネルスは重要な選手であり、彼を売却する計画はない」と語っている。 イタリアの名門と呼ばれるユヴェントスだが、4年連続リーグ優勝を逃している。その現状を打破するために今夏はボローニャの躍進の立役者であるチアゴ・モッタを新監督に迎え入れることに成功した。クラブの黄金期の再建が期待される中で、どのような補強を実現させるのか。