アン王女がロールス・ロイスの本拠地を創立120周年記念行事の一環として初公式訪問! ロールス・ロイスと王室の新たな関係が始まる!?
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今回のアン王女の訪問はロールス・ロイス創立120周年記念行事の一環として招いたもので、2003年のグッドウッド開設以降初めての訪問となる。これはロールス・ロイス・モーターカーズが何十年もの間、王室と良い関係を継続してきたことの証であろう。 アン王女は「Her Royal Highness The Princess Royal」という肩書を持つ。王室の家系図は日本人にはあまり馴染みがないが、2022年にお亡くなりになられたエリザベス2世女王陛下の長女にあたり、現在のチャールズ国王はアン王女の兄となる。 イギリス王室でロールス・ロイスが御料車として使われるようになったのは、1950年の「ファントム IV」からである。これはエリザベス2世女王陛下が注文したクルマであったが、ロールス・ロイスの定番「スピリット・オブ・エクスタシー」に代わって、イングランド王国の紋章でもある「聖ゲオルギウス(セント・ジョージ)」のマスコットがグリルの上に装備されたという。 近年はベントレーのステートリムジンが御料車として使われていたが、納車されてから20年以上がすでに経過した。今回のご訪問がきっかけでロールス・ロイスと王室の新たな関係が始まるようにも感じる。
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