沖縄県のライバルだと思う都道府県は？　3つの道県を紹介！

11/7(木) 20:30配信

画像：写真AC

　日本の最南端に位置する「沖縄県」。沖縄本島を中心に約160の島々で構成されており、亜熱帯海洋性気候に属し、他の地域では見られない美しい自然があることや、独特の歴史・文化を有することなどから観光地としても人気があります。【画像：ランキング46位～1位を見る】　そこで、ねとらぼでは「沖縄県のライバルだと思う都道府県は？」というテーマで、編集部がピックアップした3つの道と県を紹介します。

●北海道

　日本の最北端に位置する「北海道」。都道府県の中で最も広い面積を持ち、その広さは九州の2倍以上です。道内には23の自然公園があり、知床は世界自然遺産にも登録されています。　そんな北海道の気候は冷涼で雨が少ないのが特徴。また、冬の寒さが厳しく、1月から2月にかけてはオホーツク海側で流氷が見られることもあります。四季の移り変わりが明確で、夏にはアウトドア、冬にはウインタースポーツを楽しめるのも魅力。沖縄と同様、独自の自然や文化を持つ一方、気候が全く異なるのでライバルと考える人も多いのではないでしょうか。

●長崎県

　九州地方の西北部に位置する「長崎県」。県内には971の島があり、47都道府県の中では最も多いのが特徴です。海岸線の延長は4170キロメートルと、北海道に次ぎ全国で2番目の長さを誇ります。　そんな長崎県は古代から中国大陸や朝鮮半島と交易が盛んに行われていたほか、江戸時代の初期までは南蛮貿易・朱印船貿易の港として世界の国々と交易が行われていました。また、江戸時代の鎖国かにおいても日本で唯一海外との交易の窓口があったことから、西洋・中国の影響を強く受けた文化が残っています。大陸の影響を受けた文化を楽しめるという点で、ライバルといえるかもしれません。

●鹿児島県

　日本本土の西南部に位置する「鹿児島県」。県内には世界自然遺産に登録されている屋久島と奄美大島・徳之島があり、47都道府県の中で2つの世界自然遺産を有する唯一の県です。特に、1993年に日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島は、樹齢数千年といわれる屋久杉や、日本の滝百選に指定される「大川の滝」など、絶景で知られています。　また、江戸時代にこの地を治めた島津氏は、琉球を窓口とした中国貿易に力を注ぐなど、鹿児島県は琉球王国とのつながりが強い地域です。県内には、サンゴの石垣などの風景が楽しめる喜界島や、琉球文化の流れをくむ沖永良部島など、沖縄県に似た場所もあります。