横アリLIVEも開催 『超・乃木坂スター誕生!』が伸ばしてきた乃木坂46・5期生の“好き”
放送から2年半が経過し、11月2日と3日に番組史上最大規模の「超・乃木坂スター誕生!LIVE」も横浜アリーナで開催するほど大きくなった、乃木坂46の5期生の冠番組『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)。あらためてここまでメンバーの“好き”を育ててきた番組を振り返る。 【関連写真】井上和の歌唱シーンほか『超・乃木坂スター誕生!』場面カット 日本テレビの火曜深夜で続いてきた乃木坂46の冠番組は2021年から『乃木坂スター誕生!』となって、往年の名曲をカバーする音楽番組のスタイルになった。5期生は4期生からバトンタッチして、2022年4月からレギュラーを務めている。 4期生レギュラー時代の雰囲気を引き継いで幅広いJポップのスターと共演しつつも、00年代以降のアニソンやボカロソングもカバーしていく形へと変化。 1年目の2022年8月に「アニメソングSP」と銘打った回を放送し、『コネクト』(魔法少女まどか☆マギカ)、『ハレ晴レユカイ』(涼宮ハルヒの憂鬱)、『ふわふわ時間』(けいおん!)など21世紀のヒットアニソンをカバー。その後もアニソン特集は『スタ誕』の中で定期的に開催している。 2年目以降もアニメ・マンガが好きな池田瑛紗、井上和、岡本姫奈、一ノ瀬美空らを中心にアニソンをカバー、さらにはメンバーがメンバーをプロデュースするという新たな試みも行われてきた。 2024年1月24日の回では、ボカロソングにも詳しい井上が、自らメンバーに合う曲をセレクト。歌ってほしい曲をリストアップして魅力を語った上、さらに曲を絞ってスタジオで歌唱してみせた。 11月に開催された「超・乃木坂スター誕生!LIVE」でも井上セレクトのボカロ曲2曲がセットリスト入りし、井上はソロでも『君の知らない物語』(Supercell/『化物語』エンディング)をハイトーンボイスで歌い上げた。 アニソンやボカロ曲を通して普段乃木坂46では見られない新たな表現を数多く垣間見ることができたうえに、番組からユニットも生まれた。