【元公務員解説】「定額減税」「調整給付金」6月の給与明細・住民税通知書で分かる!各自治体で調整給付金の申請もスタート
調整給付金の確認方法
調整給付金の対象や支給日を確認するには、自治体から届く調整給付金に関する郵送物をチェックしてください。 調整給付金を受け取るには、原則申請が必要です。 給付対象者には、自治体から申請用の書類をはじめとした必要書類が送られてきます。 書類には申請期限や支給日などが記載されているため、内容をよく読んで、忘れずに申請するようにしてください。 なお、公金受取口座を登録している人や、別の給付金を過去に受けており口座情報が自治体に登録されている人は、申請が不要な場合があります。 この場合も郵送物は必ず送られてくるため、こまめに郵送物をチェックしておきましょう。 また、自治体によっては住民税通知書に定額減税で引ききれなかった額を「控除外額」として記載している場合があります。 控除外額を1万円単位で切り上げた金額が調整給付金の金額です。 自治体からの案内がまだ届かない人は、住民前通知書をもう一度見直してみてもよいでしょう。
調整給付金の申請がスタートしている自治体
6月以降、すでに調整給付金の申請が始まっている自治体がいくつか存在しています。 該当の自治体に住む人は、ぜひ郵送物をもう一度確認してみてください。 調整給付金の申請が始まっている主な自治体は、以下のとおりです。 ・東京都江戸川区:6月13日に必要書類を発送済 ・東京都新宿区:支給案内を6月19日に発送済、確認書を6月28日に発送済 ・東京都墨田区:通知を6月28日に発送済 該当の自治体に住んでいる人は、郵送物をよく確認してみましょう。 自治体から一斉に郵送物を発送するため、到着までに時間がかかる場合があります。 発送日から5日~1週間程度経っても郵送物が届かない場合は、専用窓口に問い合わせてみましょう。 このほかの地域では、7月~8月ごろに必要書類を発送する地域が多いようです。 実際に手元に給付金が入ってくるのは、夏~秋ごろと考えておきましょう。