大人の頼れる味方「スラックス」。脇役にも主役にもなるオールラウンダーの実力を再確認
「大人なパンツ」の代表であるスラックスは、カジュアルスタイルの安心感のある土台になるだけでなく、コーディネイト次第で主役にもなりうる存在感を持つ。 ▶︎すべての写真を見る 街角の男たちはどう選び、どう着こなしているのかを探った。
① ラギッドな装いを黒スラックスでシックに
内藤 佑さん(31歳) 黒いハーフ丈のレザージャケットにハンチングキャップというラギッドなコーディネイト。 そこに「大人らしさ」を加えているのがワイドレッグの黒スラックスだ。 足元のタッセルローファーもシックな雰囲気を作るアクセント。
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② スラックスを主役使いするためのテクニック
柴田紘志さん(44歳) ツータックで少し黄色が強めのブラウンを選び、ニットはタックインして、裾はワンクッション。 スラックスを主役使いするなら、こんな感じで。 ツヤのあるレザーのサイドゴアブーツなら、太めのボトムスともバランス良くまとまる。
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③ スラックス「基本のキ」もあらためて
安彦悠太さん(30歳) スラックスの正統な楽しみ方もチェックしておこう。 ステンカラーコートにタートルネック、パンツは九分丈で足元はコインローファーという全身を「大人っぽい服」でまとめたお手本だ。 でも斜めがけのバッグを潜ませて、ほんのりスポーティなムードも加えたのがウマい。
◇ 多くの男が一本は持っているであろうスラックスは、実はこんなに自由に着こなせるのだ。 ときにシンプルに、ときに主役として。テクニックを知っておけば、もっと着こなすのが楽しくなるはず。
OCEANS編集部