黒い純正カウルを白く塗り替えてみた[red_oneのDIYレストア]
メインカウルの白塗装
いよいよ黒いカウルを白くしていきます。塗料の食いつきをよくするためにプライマーを塗ってから塗装します。今回の塗装に合わせメインのスプレーガンを上級者用のものに変更し、2液ウレタン塗料を3回塗り重ねました。
タンクの赤塗装
マスキングをしてあるタンクの上部を赤く塗ります。ガソリンキャップ周辺が剥げないようにこちらも4回ほど塗り重ねました。
ストライプとステッカーの貼り込み
タンクの塗装が乾いてからマスキングをはがし、実際の車体に取り付けてフロントカウルからのつながりを確認した後、タンクにある3本の白いストライプをカッティングシートから切り出し、保存しておいた写真を見ながら目分量で貼っていきます。純正のストライプは赤白のストライプがセットになったものを貼っているのですが、タンク側が3D曲面のため今回は白い細いストライプを一本ずつ貼って現物合わせをしています。 ストライプを貼り込み終わったら、各ロゴや文字を純正と同じ場所に貼っていきます。平面ではない場所は各文字の間の台座シートに切り込みを入れて周辺のアールに合うように弓型に貼っています。細かい部分で失敗してもカッティングマシンで再度自動切り出しするだけなのが救いです。
クリア塗装
ステッカーの貼り込みも完了し、いよいよクリアを塗装していきます。実は2液ウレタン塗装でクリア仕上げにしてコンパウンドで磨くのは初めての経験なので結構ドキドキでしました。貼り込んだステッカーの段差がそれなりにあるので研磨時に下地が出ないよう5回以上塗り重ねています。ゴミが付着したり、垂れてしまった場所は乾燥後800番から2000番の耐水ペーパーを使って取り除き、中砥ぎを行ってから再度クリアを吹くようにしました。
クリア研磨
クリア塗装の表面を1000番、2000番の耐水ペーパー、4種類のコンパウンドを付けたポリッシャーで磨いて艶を出す作業を行います。ポリッシャーの回転でコンパウンドや水が四方に飛び散るので、カーポート内にシートを吊り下げて飛散を防ぐようにしたところ快適に作業をすることが出来ました。