DeNA・山本祐大、Gグラブ賞初受賞 来季リーグVへ「守備では僕が一番引っ張っていかないと」独立L出身初、球団捕手では98年谷繁元信以来
プロ野球で守備の名手に贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が28日、東京都内で行われた。初受賞したDeNAの山本祐大捕手は壇上で「すごく素晴らしい賞をいただけてうれしい」と緊張気味に話した。独立リーグ出身では初の受賞。球団捕手では前回日本一を達成した1998年の谷繁元信(元中日監督)以来となる。 表彰式後に取材に応じた山本は、故障で不在だったポストシーズンにチームがデータ野球を踏まえ日本一に輝いたことを喜びつつもリーグ3位の結果を回顧。「序盤はすごく良かったですが後半はデータが全てじゃないんだなと(108試合出た経験で)思いました。来季は最後しっかり勝てるようにやりたい」とリーグ優勝に貢献する。 「みんな打つのは打つ。捕手なので年間を通して守備では僕が一番引っ張っていかないと」と扇の要としての役割を担う覚悟だ。
中日スポーツ