川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」総来館500万人を達成 500万人目には『ドラえもん』全巻セットを贈呈、短編アニメも上映中
神奈川県川崎市にある川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムが本日12日に開館以来の総来場者数が500万人を達成した。2011年9月3日に開館した同ミュージアムは『ドラえもん』『パーマン』などを生み出した漫画家の藤子・F・不二雄氏にまつわる展示が行われている。 【画像】500万人目の来館者となったご家族と贈呈品・短編アニメのイメージビジュアル 記念すべき500万人目の来館者となったのは、奈良県奈良市から訪れた東玲那さん(8歳)とそのご家族。ミュージアムは記念セレモニーを開催し、東さん一家に『ドラえもん』豪華愛蔵版全45巻セット「100年ドラえもん」をはじめとする記念品を贈呈した。 東玲那さんは「今日は、いっぱい楽しみたいです」と喜びを語った。父親の晃司さんは「とても驚いています。今日は(玲那さんの)お誕生日で非常にいい日を過ごせること、嬉しく思っています」と述べ、母親のあゆみさんも「(玲那さんの)お誕生日当日に(ミュージアムで)過ごすことだけでも嬉しいのに、さらに嬉しいことが起きるとは思っていなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいです」と伝えた。 また、館長を務める小林氏は「藤子・F・不二雄先生の生誕90周年である今年、この喜ばしい日を迎えられたことを大変嬉しく思います」「藤子・F・不二雄先生の貴重なまんが原画の展示をご覧いただける美術館として、ファンの皆様になお一層の恩返しができるよう、改めてスタッフ一同、感謝の気持ちを込めて、笑顔で皆様をお迎えしていきたいと思います」と今後の抱負を語った。 同ミュージアムでは現在、藤子・F・不二雄生誕90周年を記念した原画展「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」を開催中のほか、2階の「Fシアター」では、藤子・F・不二雄のキャラクターが多数登場するオリジナル短編アニメ『ドラえもん&Fキャラオールスターズ ゆめの町、Fランド』が上映中。 ■ 小林 順子 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム館長のコメント この度、当ミュージアムは500万人目のお客様をお迎えすることができました。藤子・F・不二雄先生の生誕90周年である今年、この喜ばしい日を迎えられたことを大変嬉しく思います。 この500万という数は、2011年9月3日の開館以来、ファンの皆様おひとりおひとりが積み上げてくださった結果です。ご来館くださったすべての皆様に心より御礼申し上げます。藤子・F・不二雄先生の貴重なまんが原画の展示をご覧いただける美術館として、ファンの皆様になお一層の恩返しができるよう、改めてスタッフ一同、感謝の気持ちを込めて、笑顔で皆様をお迎えしていきたいと思います。 ありがとうございました。 ©Fujiko-Pro オバケのQ太郎/©Fujiko-Pro・Fujiko Studio
編集部アニメ情報班