元日本代表・玉田圭司監督率いる昌平、神村学園に3-2の逆転勝利でインハイ初V
8月3日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)決勝がJヴィレッジスタジアムで行われた。 【フォトギャラリー】神村学園vs昌平 神村学園(鹿児島)と昌平(埼玉)によるファイナルは3-2で昌平が逆転勝利を収め頂点に立った。 序盤から神村学園が高い位置で奪ってからショートカウンターを繰り出す。次々とチャンスを作り出した神村学園は16分、左サイドのスローインから縦に抜け出したFW徳村楓大が切り込んでマイナスに折り返し、ゴール前飛び込んだFW福島和毅が押し込み先制。 先制を許した昌平も徐々に押し返し始めると35+1分、MF本田健晋が一人で持ち運び右のMF山口豪太へ繋ぐ。山口が縦に突破しクロスを送ると、左から内に入って来たMF長璃喜が難しい体勢から右足で合わせネットを揺らした。 後半序盤も両チーム攻める。しかしどちらも決定機を決められない。同点のまま終盤を迎えると、神村学園がロングスローからMF松下永遠が勝ち越しゴール。 これで神村学園が優位に立ったものの昌平は諦めない。66分に長がドリブルから右足で強烈なミドルを突き刺し同点に追いつくと、69分には左クロスにFW鄭がヘディングで合わせ、ねじ込む。 逆転に成功した昌平が7分のアディショナルタイムを耐え抜き、歓喜のホイッスル。 昌平が見事な逆転劇で初優勝を飾った。 (文・写真=会田健司)