【みやこS】不器用な馬が力を発揮しやすい京都ダート千八 適性があるのは?/坂上明大の重賞血統査定
ドゥラエレーデ
母母マルペンサは亜GⅠ3勝の名牝。繁殖牝馬としても、数少ない産駒からサトノダイヤモンド(16年菊花賞、有馬記念)やリナーテ(19年京王杯SC2着)を出しました。母マルケッサはリナーテの3/4同血の妹で、ドゥラメンテ産駒の本馬は母父オルフェーヴルが主張した手先の強いマルチランナーに出ています。豊富なスタミナと先行力が持ち味で、中長距離戦なら舞台を選ばず力を発揮できるタイプ。課題は気性面でしょう。 適性評価:★★★★ 素質評価:★★★★★
プロミストウォリア
母プロミストスパークは芝とダートで5勝を挙げたフジキセキ産駒で、本馬はマジェスティックウォリアー産駒の大型馬。A.P. Indy系らしいストライド走法で、コーナー角の緩い京都のダートコースはピッタリの舞台です。長期休養明け2戦目での巻き返しに期待したい素質馬です。 適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★★
ミトノオー
母シダクティヴリーは北米のダートGⅢを2勝したカナダ産馬。サンダーガルチ譲りの先行力はロゴタイプ産駒の本馬にも受け継がれており、ダート中距離でマイペースに運ぶ形がベストでしょう。コースよりもメンバー構成に注意したいタイプです。 適性評価:★★★★ 素質評価:★★★★ 解説していない<strong>※解説していないレースや出走馬についてはnote()で公開中</strong>
坂上 明大