売れる仕組みが見える「Googleのアクセス解析」 「パフォーマンスデータ」で見るべき数字3つ
実は、ここにチャンスが隠れています。 本当は検索に引っかかってほしいのに、引っかからないというのは、よくあることです。なぜなら、オーナーが「お店の売りは◯◯だ」と思っていたとしても、それがインターネット上のどこにも書かれていなかったり、仮に書かれていたとしても、Googleに情報がうまく伝わっていなかったりするからです。 ■キーワードをたくさん書き出す もし自分がお客様だったら、どんなキーワードであなたの店舗を検索するでしょうか。いろいろな視点で考え、先ほどイメージしていただいたお店の特徴や売り、商品やメニュー名などのキーワードをたくさん書き出してみましょう。
たとえば中華料理屋だったら、ラーメン、中華そば、ラーメン屋、チャーハン、餃子、冷やし中華、小籠包、飲食店、ランチ、ディナー、定食、コース料理、家族連れなどが想像できますね。 ポイントは、「ラーメン」と「中華そば」、「餃子」と「ギョウザ」のように、似た商品や表記が違う語句も洗い出してみること。特にそのお店の主力商品・サービスで売上に大きく影響するものについては、類義語や異なる表記でも検索に引っかかったほうがいいですよね。
Googleマップなどのローカル検索は、ホームページを検索する場合と比べてこうした類義語・表記のゆれの関連付けがまだまだしっかりなされていない場合があるので、重要なものは考慮しておく必要があります。 また、意外と見落としがちなのが店舗名です。 仮に店舗名が「居酒屋kutikomi com」だったとしましょう。この場合、「kutikomicom」「クチコミコム」「くちこみこむ」など、いろいろな表記で検索された際に引っかかるかどうかがとても重要です。
この例のようにアルファベット表記の店舗名や、難読漢字が使われている店舗名などは、ひらがなやカタカナで検索されることが多いので、ここのブレに対応できているかどうかが集客に影響します。 まだまだGoogleのローカル検索はこの辺りにあまり適応できていないことが多いので、オーナー側が対応していく必要があるのです。 ■「検索語句」にキーワードが反映されているか このような考え方でキーワードを洗い出したら、実際にそのキーワードが「検索語句」の中に入っているか確認してみてください。もし入っていない場合(そもそも検索されづらい、あるいはまったく検索されていないキーワードの可能性もありますが)、自分たちがアピールしたい魅力がGoogleに伝わっておらず、検索結果に反映されないため、検索した人にも届いていないという状態になっていると考えられます。