ゴム製のまな板を使ったほうがいい5つの理由
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
素敵なカウンタートップを華やかに演出したいなら、木製のまな板に勝るものはない。もしお金の節約が最優先なら、プラスチック製が最適。けれど、耐久性、衛生性、包丁の刃を長持ちさせることを考えるなら、ゴム製のまな板に勝るものはない。 この三つ目の選択肢は家庭のキッチンではあまり一般的ではないけれど、ニューヨークにある「メルカド・リトル・スペイン」のシェフであるハビアー・ロンセーロさんや、『デリッシュ』の料理プロデューサーであるジャスティン・サリバンさんをはじめ、多くのプロシェフや『デリッシュ』のスタッフに選ばれている。今回は、さっそく購入を検討すべき理由をご紹介。
1. より衛生的 木製やプラスチック製のまな板の最大の問題点の一つは、素材が多孔質なため、包丁で切ったときに小さな溝ができてそこに湿気や雑菌が溜まりやすいこと。いっぽう、ゴム製のまな板は多孔質ではないため、サリバンさんが言うように「雑菌が溜まりにくい」そう。もちろんしっかり綺麗にする必要はあるけれど、ロンセーロさんによるとゴム製まな板は「滑らかで防水性のある表面」のため、食器用洗剤とお湯で「簡単に掃除と消毒」できる。それでもまだ雑菌が気になる? ゴム製のまな板には「細菌の増殖を防ぐ抗菌特性」があるとロンセーロさんは話す。雑菌を積極的に防いでくれるまな板に興味が湧いてきたなら、試してみる価値はありそう。
2. 包丁にもやさしい 包丁は使用するにつれ切れ味が鈍るものだけど、まな板の素材も包丁の刃を悪くするスピードに大きく影響する。ゴム製のまな板は木製やプラスチック製のまな板よりもはるかに柔らかいため、この点でも一番になれる。ロンセーロさんによると、ゴム製のまな板は「表面が滑らか」で「摩耗を最小限に抑え、包丁の刃の鋭さを長続きさせる」のに役立つという。隔週おきに包丁を研いでもらっているなら、ゴム製まな板の購入を考える時期かも。