【動画解説】気温下がらず 夜間も熱中症対策を 冷房使用や水分補給を忘れずに
この先もしばらくは、体にこたえる暑さとなりそうです。日中の猛暑はもちろん、夜も気温が下がらず、寝苦しさが続くでしょう。夜間も熱中症対策をしてお過ごし下さい。
2日(金)も、奈良県や高知県で39℃を超えたところがあり、危険な暑さが続いています(※午後2時現在)。ただ、暑いのは日中だけではありません。夜も気温が下がらず、最低気温は福岡や大阪で28.5℃、那覇で29.1℃となりました。東京消防庁によると、熱中症で搬送された人の約4分の1は夜間(19時~8時)に搬送されており、夜間も熱中症対策が必要です。
この先の予想最低気温は、福岡や大阪は28℃~29℃、仙台でも25℃の熱帯夜、札幌も23~24℃となっています。いずれも平年を上回る気温です。 夜間の熱中症を防ぐには「冷房を使用すること」「寝る前に水分補給すること」「熟睡できる環境を整えること」です。日中だけでなく、夜間も万全の熱中症対策をしてお過ごしください。(気象予報士・石上沙織)