プロンプトとは配役のこと...初心者向け「生成AI」利用の基本
ChatGPT「4つの基本」を知ろう
【ChatGPTは「役者」だと思え! プロンプトの極意。それは、配役を与えること】 まずはhttps://chat.openai.com/にアクセスしましょう。 登録はGmailやFacebookアカウントなどと紐づけることができ、カンタンに済ますことができます。下部にある空欄にテキストを日本語で書き込めば、あなたの質問に誠心誠意、答えてくれます。 この質問は「プロンプト」と呼ばれていて、その方法がよくわからない人も多くいるようです。プロンプトの極意をお教えすると、「ChatGPTに配役を与える」ことだと考えてください。 たとえば、中学校の夏休みの作文を書かせようとします。プロンプトでは、「あなたは中学2年生です。夏休みの宿題として、400字の作文を書いてください。内容には、《江の島の海岸で、家族4 人で海水浴した》《海の家で食べたかき氷がおいしかった》を入れてください」といった感じで空欄を埋めます。すると、数秒で作文を書いてくれるのです。 こんなふうに、あるときは中学生、あるときは脚本家、またあるときは弁護士など、ChatGPTに配役を与えて、使い倒してください。下に「プロンプトの実践例」をご紹介しておきます。 -------------------------------------------- 1. ChatGPTに配役を与える。 「あなたは〇〇です。〇〇を考えてください」 例「あなたは中学生です。夏休みの作文を書いてください」 2. ChatGPTに困りごとを相談する。 「私は〇〇のことで困っています。解決するアイデアをください」 例「私はラーメン店の経営者で、新メニューの開発に困っています。アイデアをください」 3. ChatGPTの回答に対してさらに尋ねる。 「先ほど*の〇〇〇という回答について、もう少し詳しく教えてください」 例「先ほどの来場記念品という回答について、もう少し具体的なアイデアをください」 *同じテーマで会話が継続している場合は、以前のやりとりをChatGPTが記憶しているので、前提を省くことができます。詳しくは、後ほど紹介します。 4. ChatGPTに要約(翻訳等)を頼む。 例「下記の文章を400字で要約してください。記 *******」 例「下記の文章を英語に翻訳してください。記 ********」 ※「********」には要約して欲しい文章をコピペすればOK。 --------------------------------------------