バルセロナ、財政問題の影響でMFデ・ヨング放出に動く?現地は5000万ユーロでの売却に前向きと報道「退団有力視」
財政難に苦しむスペインの名門バルセロナは、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの放出を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は現地時間23日に、同選手を売却するのに前向きである理由と退団が実現するであろうタイミングについて報じている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 今季開幕から負傷に苦しんでいたデ・ヨングは、これまでリーグ戦5試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグでも3試合に出場しているが、合計プレー時間は313分とベンチからの出番が多くなっている。 同メディアは、「中盤の柱の一人であるデ・ヨングは、バルサでの寿命が尽きるかもしれない」と前置きし、「26年6月までの契約を有している同選手は、来夏の退団が最も有力視されている選手の一人だ。そのクオリティと献身的な姿勢を示してきたが、クラブの経済的及びスポーツ的な状況により、契約を全うする前に別れを告げる可能性がある」と、財政難から同選手の放出にクラブが動く可能性が高いことを伝えており、約5000万ユーロ(約80億円)程度の移籍金であれば、放出を認めるであろうことを報じていた。 また、「選手側は継続の意向を繰り返し表明しているが、将来的に新たな挑戦への扉を閉ざしているわけではない。フィールド上でのコンスタントなパフォーマンスにより、ヨーロッパのいくつかのチームにとって切望される人材となっている」と、複数のクラブが獲得に関心を示しているという。 記事では、「チームの他の分野を強化しながら財務バランスを調整する必要があるバルセロナにとって(デ・ヨングの放出は)戦略的な動きになる。25年の夏がこのMFにとっての将来に重要な鍵となることを示している」と、来夏にはデ・ヨングの移籍が実現する可能性が高いと報じていた。
フットボールチャンネル編集部