片寄涼太さんの新たな挑戦。「1994年の名曲をチルなアレンジでカバー」
「GENERATIONS」での活動は10年を超え、30歳を機に初のソロCDをリリースする片寄涼太さん。ソロ活動への思いについて伺いました。 【写真】片寄涼太さんの写真をもっと見る
人が大人になる瞬間を歌ったシングルです
ダンスボーカルグループ「GENERATIONS」ではボーカルを担当、昨年は全国を駆け抜けるアニバーサリーツアーを大成功させた片寄涼太さん。30歳を迎えたこの8月、新たな挑戦として初のソロシングルCDを発売しました。 「ソロとしてはこれまでも配信という形で何曲かリリースさせていただいているのですが、今年は30歳を迎える節目の年。いつも応援してくれている皆さんに、CDというパッケージであらためて感謝を伝えたいと思いました」 『今夜はブギー・バックfeat.eill/prod.Shin Sakiura』という曲は、ESSE世代なら思わず「懐かしい!」と声が出てしまう人も多いのでは。 「オリジナルは1994年に発表された小沢健二さんとスチャダラパーさんの有名な楽曲なので、僕の周りの年上のスタッフもみんな喜んでいますね(笑)。僕ももともと好きな曲で、いつか今っぽい、ちょっとチルなアレンジでカバーしてみたいと思っていたんです。’94年は僕の生まれ年でもあるので、ちょうど30年がたつ今は、いいタイミングだったと思います」
グループ活動とは違う音楽性を表現していきたい
両親が音楽教師だったという環境から、幼い頃から音楽は身近な存在だったという片寄さん。今までのソロ活動では、ピアノの弾き語りで繊細なバラードを歌い上げるなど、グループ活動でのキラキラとした姿とは異なる、アーティスティックな一面を見せています。 「GENERATIONSが目指しているのは、ダンサブルで時代の先を行くような音楽とパフォーマンス。いつもはそこに全力で取り組んでいるのですが、だからこそソロでは肩の力を抜いて、自分らしさが伝わるような音楽を表現していきたいですね」
ESSE編集部