新開発キャリバー搭載【ドイツ時計ブランド“ノモス グラスヒュッテ”】“タンジェント”初のデュアルデイト表示採用モデル
研究開発およびムーヴメントの製造・組立をドイツ・グラスヒュッテで行う機械式時計ブランド“NOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)”は、ブランド創業以来のアイコンモデル“タンジェント”より、シリーズ初となるデュアルデイト表示備えた“タンジェント 2デイト”を発表。2024年11月の発売が予定されている。 【画像】ホワイトシルバーとガルバニックブルー、デザインを見比べる
ドイツ工作連盟やバウハウスの理念が色濃く反映されたタンジェントの新作は、文字盤外周に配置された二つのドットで表すリングデイトと、6時の位置にある大きな日付ウインドウの両方が一体となることで、日付が一目で分かり月全体が見渡せるデュアルデイト表示を搭載。 その独特な個性あふれるデザインで数々の賞を受賞し、これまでは機械式自動巻きウオッチのみに使用されてきたリングデイトが、初めて手巻き式時計に採用されたモデルとなっている。
この二つのデイト表示を可能にしているのが、ノモスが新しく開発した迅速に日付け調整ができる手巻きキャリバー“DUW 4601”で、ムーヴメントの周囲に配されたデイトリングにより、文字盤の緑に配したリングデイトと6時位置の日付窓によるデュアルデイトを表示。 午前0時を迎えたときとクイックセット機能を作動させたときは、二つの表示が文字盤とロジウムプレートの針を美しく動かすなど、複雑な技術とデザインが高いレベルで融合されている。
また、裏ブタのサファイアクリスタルからは、透明化されたテンプ受けや特徴的なサンビーム模様など、美しく装飾されたムーヴメントを見ることもできる。 ケースは37.5㎜径のステンレススチール製で、文字盤カラーはホワイトシルバーとガルバニックブルーの2色を展開。文字盤のくぼみのある伝統的なスモールセコンドダイアルの溝は、アズラージュと呼ばれるもので、秒針に施されたロジウムプレート、異なる形状のインデックスでアクセントが加えられている。 とちらのカラーもホーウィン社のシェルコードバン製ベルトがあわせられ、価格は52万3600円。
文◎Watch LIFE NEWS編集部