西武元監督の辻発彦さん、故郷佐賀の野球人気のために尽力 後援会の野球教室が節目の20回目に到達
西武ライオンズ元監督の辻発彦さん(66)が5日、佐賀市で行われた自身の後援会が主催する野球教室に参加した。佐賀県内の野球チームに所属する小学生、中学生を対象とした教室にそれぞれ分け、約200人と交流した。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 辻さんは佐賀東高出身で、社会人の日本通運を経て1984年に入団した西武などで活躍。西武の黄金時代を支えた守備の名手として知られ、打撃でも93年に打率3割1分9厘でパ・リーグ首位打者を獲得した実績がある。野球教室では身ぶり手ぶりを交えて打撃技術を伝えるなど、熱心にアドバイスを送った。 節目の20回目を迎えた今回は、辻さんのほか、ソフトバンクの奈良原浩ヘッドコーチ(56)らも講師を務めた。辻さんは「地元の佐賀で野球が広がれば、という思いで続けてきた。子どもたちは、道具をそろえてくれるなどでサポートしてくれる両親のおかげで野球ができていることに感謝して、これからも楽しんでプレーしてほしい」とエールを送った。