自動車メーカー5社が不正 トヨタとマツダ“トップ”が会見で謝罪
豊田章男取締役会長 「こうした行為は、認証制度の根底を揺るがすもの。自動車メーカーとして、絶対にやってはいけないことだと考えている」 対象の7車種については、社内での再検証の結果、性能に問題はないと確認できているとしています。 またトヨタをめぐっては、ダイハツ工業や豊田自動織機など、グループ会社で同様の不正が相次いでいます。 豊田章男取締役会長 「同じグループなんだから、声を掛け合いながら、トップと現場が一緒になり、改善を続けていく」「不正っていえば不正だけど、みんなで安心安全な交通流つくっていくのに、我々は認証の部分でやっちゃいけないことをやってしまった。そこはしっかり正してまいります」
マツダも、5つの車種で試験での不正があったことを明らかにしました。国内で販売された約15万台が対象で、現在生産中の2車種については、再試験を行うということです。 マツダ取締役専務執行役員兼CSO 小島岳二氏 「信頼を裏切ってしまったことは痛恨であり、深くおわび申し上げます」 またしても明るみに出た、自動車メーカーの不正行為。国交省は不正があった車種について、安全性の基準に適合していると確認できるまで、出荷を停止するよう指示。さらに、5社に対する立ち入り検査を行い、不正行為の事実関係を確認するとしています。