『光る君へ』次回予告。「これで終わりでございます」剃髪する道長に「藤式部がいなくなったからですの?」と問う倫子。「もう会えぬのか」との道長の声を振り切るようにまひろは砂浜を駆け…
◆『光る君へ』次回予告 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第44回の「望月の夜」が11月17日に放送。 次回の『光る君へ』あらすじ。娘・賢子を彰子に仕えさせ、旅に出ようとするまひろ。しかし道長の反対にあい、ついにあの秘密を…<ネタバレあり> その最後に流れた第45回「はばたき」の予告が話題になっています。 *以下、第44回の「望月の夜」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「望月の夜」あらすじ 道長(柄本佑さん)は公卿らにも働きかけ、三条天皇(木村達成さん)に譲位を迫るも、代わりに三条の娘を道長の息子・頼通(渡邊圭祐さん)の妻にするよう提案される。 しかし頼通はすでに妻がいるため、その提案を拒否。 悩んだ道長は、皇太后の彰子(見上愛さん)に相談するが…。 一方、まひろは父・為時(岸谷五朗さん)から予期せぬ相談を受ける。さらに源氏物語の執筆を続けていると、ある決意を固めた道長が訪ねてきて……。
◆次週予告 *以下、本編直後に流れた次週予告 一条帝の四納言の一人、藤原公任の「頼通殿の政を…。後ろから操るためか」との声が流れる。 苦しそうに胸をおさえる敦康親王。 対して一筋の涙を流す、太皇太后彰子。 「それが政だ!」との道長の声を背景に、摂政となった頼通に頭を下げる公卿らの様子が映る。
◆まひろに対して懸命に説得を試みる道長だが 「私の役目は終わったと申しました」とまひろの声が流れる。 まひろに対し、懸命に説得を試みる道長。 道長の正妻・倫子が「藤式部がいなくなったからですの?」と伝える。 それから「死んだように言うな」との道長の声が流れる。 出家し、剃髪したまひろの父・為時が驚いた様子を見せる。
◆「これで終わりでございます」 「形見みたいに言わないで」と涙ぐんで話すまひろの娘・賢子。 何かを決意した表情で「これで終わりでございます」と告げるまひろ。 倫子が抱いた子猫が鳴く。 「私に書けと…」と複雑な表情をした赤染衛門がこたえる。 「もう会えぬのか?」と道長の声を背景に、歳を重ねた宋の医師・周明の姿が映る。
◆砂浜を駆けるまひろ まひろの「賢子をよろしくお願いいたします」との声が流れる。 砂浜を駆けるまひろ。 剃髪する道長。 そして「母のしてきたことよ」との声が流れるなか、まひろは遠くを見つめて――。 ーーー 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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