協力金を追加支給 東京・小池知事が会見(全文2完)出口戦略を早急に策定したい
東京都の小池百合子知事は5日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部会議の会合終了後に臨時の記者会見を行った。 【動画】東京都、宣言延長で追加の「協力金」 小池知事が臨時会見 ノーカット ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都、宣言延長で追加の「協力金」 小池知事が臨時会見 ノーカット(2020年5月5日)」に対応しております。 ◇ ◇
支援策の検索・閲覧サイト「支援情報ナビ」開設
小池:今ご紹介したさまざまな支援策なんですけれども、いろんな支援策がある意味、山ほどあります。というか、できるだけ皆さんにこの難局、共に乗り越えるためのさまざまな策を講じているわけですが、せっかくこれらのこと、サポートをあるのに使っていただかないと、それこそもったいない話でございます。ですからこちらに今、出しておりますけれども、さまざまな支援策をより分かりやすく検索、そして閲覧できるサイト、この会見が終わったあと開設をすることといたしておりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。題しまして「東京都 新型コロナウイルス感染症 支援情報ナビ」。ナビゲーション機能が付いているのでナビということであります。 最初にまず入り口で、都民の皆さんの個人の支援なのか、それとも事業者の支援なのかということで、入り口でA or Bで選んでいただいて、そこから必要な支援策を選んでいただくということであります。知りたいこと、困っておられることなど、幾つかの項目を選んでいただくと、その方のニーズに合った支援策が表示されるようになっていますので、ぜひとも、東京都が心を込めてこの支援策を作っております。
新たな東京型教育モデルの検討開始
そして皆さんの思いもしっかり応えられるような、そのような施策でございますので、ぜひこの情報ナビをご活用いただいて、そしてまた、この情報ナビは東京都の支援策だけではなく、国の支援策も同時に載せて、掲載しておりますので、両方ご活用いただければ、それはそれでオープンデータで公開をさせていただきます。今後も掲載いたします支援策、充実させてまいります。そして利用者目線に立ったサイトとなるように随時、工夫も加えていきたいと思います。ぜひ広くご活用いただきたいと思います。 また、未来につなげる取り組みの一環といたしまして、新たな東京型教育モデルの検討を開始いたします。このたびの感染拡大で学校が休み、これが長期化する恐れがあるわけでございまして、学校、教育をめぐる環境が激変をしている中で、緊急的な対策を講じると。そして事態の終息を、さらにそのあとを見据えまして、教育の手法などについて制度面も含めて議論を開始してまいります。先ほど総合教育会議を開催したと申し上げました。教育委員の皆さんとも、コロナ後のどのような形で教育を進めるのかといった、そのような認識も共有をさせていただきました。これから議論が始まります。 こうした今なすべき、そしてまた未来につなげるための取り組みをしっかりと進めてまいりたいと考えております。人類、これまでの長い歴史の中においても、多くの感染症と戦い、それを克服してまいりました。この難局も東京、日本が一丸となって、これまでの常識にとらわれることなく、感染しない、感染させない、そのための行動を徹底することで、必ずや乗り越えることができると信じております。そして都民の皆さま、事業者の皆さま方には外出の自粛や施設の休業等についてもう一段のご協力をお願いするとともに、都は皆さま方の不安に寄り添って、迅速かつ柔軟に対策を講じてまいります。そしてこの新型コロナウイルスとの戦いに、どのようにしてその先に出口を見いだしていくのか、そのためのロードマップ、具体的な取り組み方法につきましてもさまざまな専門家の方々の知見も得ながら早急に策定をしてまいります。 これからの1カ月はとてもとても重要な、大事な大事な1カ月となります。東京の未来のための1カ月、未来へとつながる1カ月とすべく、皆さま方のご協力、引き続きよろしくお願い申し上げまして、私からのご報告とさせていただきます。ありがとうございました。