週末は熱海でのんびりしたい…。「在来線」と「レンタカー」どちらがお得に行ける?
【レンタカー】東京駅―熱海駅にかかる費用
東京駅周辺から熱海まで、レンタカーを利用して向かう場合にかかる費用を計算します。4人組での旅行とし、レンタカーの種類はコンパクトカーの設定です。 東京駅周辺のレンタカーの費用を参考にして、日帰り(12時間)レンタルする際の費用を約7040円とします。有料道路の利用にかかる費用は、ETCカード(自動料金収受システム)がある場合、片道3060円です。 ガソリン代を含めないレンタカーの交通費は約1万3160円です。4人旅行の場合、1人あたりの交通費は3290円ほどだと分かりました。在来線利用と比べると、少しだけお得に移動できます。 ■道中もわいわい楽しめる レンタカーでの移動であれば、プライベートな空間が確保されているため、周りの人を気にする必要がなく、気兼ねなく楽しめます。音楽を流したり、みんなでわいわい雑談したりと、自由がきくでしょう。また、移動中に気になったお店やスポットがあれば、ルートを変更して立ち寄ることも可能です。 ドライブ自体を楽しみながら、自由度の高い旅行が実現できるでしょう。 ■時刻表を気にする必要がない レンタカー移動であれば、公共交通機関の時刻表を気にする必要がありません。電車を利用する場合は、始発や終電、乗り換えなど、時間を気にしなければならない場面が多くあります。しかしレンタカーであれば、早朝や深夜でも、自分のペースで移動や観光ができます。 夜中に星空を見に行ったり、早朝の日の出を目指したりなど、公共交通機関の利用では味わえない体験ができることも、レンタカーを利用した旅行の醍醐味(だいごみ)といえるでしょう。
旅行先でのんびりするなら新幹線も視野に
移動を楽しむよりも、旅行先でのんびりとした時間を過ごしたい方は、新幹線移動も視野に入れましょう。新幹線であれば、東京駅―熱海駅間を約45分で移動可能です。ただし、交通費が片道4470円、往復8940円と、ほかの移動手段と比べて高い傾向があります。 費用がかかってもいいから、移動時間を旅行先でくつろぐ時間にあてたい方は、新幹線利用が向いているでしょう。
旅の目的や楽しみ方に合わせて交通手段を選ぼう
東京駅から熱海駅まで移動する際に、在来線とレンタカーでは、レンタカーのほうが多少お得であると分かりました。しかしレンタカー会社によっては、ガソリン満タン返しがルールになっている場合があるため、ガソリンの給油代を含めると、在来線での移動のほうが安くなる可能性があります。 どちらの移動方法にもメリット・デメリットがあります。旅行を最初から最後まで満喫するためにも、自分の旅の目的に合った交通手段を選びましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部